年少さんの能力開発

 夏休みが終わったにも関わらず私自身は講演会があったり、競技会の準備でバタバタしていますがぼちぼちブログを再開していこうと思います。

 

 今日は年少さんの能力開発についてです。幼少期は生まれにより理解度などがずいぶん違ってきます。3月生まれの子と4月生まれの子ではほぼ1年の差。7月から入学した年少さんの3歳二人は数字の読み取りから始まり、数字を認識できなくても書いてみたり、おはじきやお手玉を使って数を数えたりとまずは数を数える楽しさや書ける喜びを教えます。そろばん指導を始めて丸っと2ヶ月が経ち、現在では数字の認識ができ、そろばんで1から4までの数を計算できるまでになりました。最初は赤ちゃんのような二人でしたが、今ではお話も上手になりすっかりお姉さんです。能力がぐんぐん伸びており、教えたことがスポンジのように吸収されています。これぞ能力開発です! これから先がとても楽しみです。

 

 そろばんを習うにあたって一点気をつけてほしいことがあります。そろばんを習うのであれば、家では数を数える程度にとどめてほしいです。気合を入れて1+1=2・・・と教えてしまうと答えだけを覚えてしまうことになり、計算過程を気にしなくなります。しかもそろばんの運珠(珠の弾き方)を面倒くさがり省いた計算をするようになります。その結果そろばんの進み具合が遅くなることが多いです。器に何も入っていない方が物をたくさん入れることができます。これと同じで脳も真っ新な状態で来ていただくと、指導しやすく受講する側も素直に入っていくのです。指導後はお家で復習!これをすると日本一を目指すような選手が育ちます。もちろん本人の意思ですることが大切です。お子様をそういった考え方へ導くことは普段の生活の中でお家の人が意識するといいかもしれませんね。